セミナーに参加してきました。
森下駅徒歩2分 前島歯科医院の前島昌世です。
本日当院の衛生士さんと一緒にGC友の会東京講演会に参加してきました。
講演内容は歯周病の専門医の先生と衛生士さんによる、歯周病のチーム医療や、インプラントのメインテナンス、再生治療に関してなどでした。
講演を聴くと当院ではまだできていない内容も多く大変参考になりました。
講師の先生の言葉で、印象深かった言葉があります。歯科医師になって1年目の時に恩師の先生に言われたことだそうですが、「その治療を自分の口の中にやるのか?患者さんを自分の親や家族の口の中を治療すると思ってやりなさい。」と言われたそうです。
ちょうど自分がかんがえている「自分だったらその治療を受けたいかを考えて治療をすすめる」というのと重なっていて、自分の目指している方向性というのは間違ってはいないのではないかなと思いました。
私自身は歯周外科にはあまり積極的ではないのですが、過度に歯科的に介入せず初期治療でできるだけがんばっている、ここまで初期治療のみで歯周病の進行をコントロールできるといった症例の提示には感銘を受けました。
患者さんの負担を最小限に、初期治療で最大限の歯周病の治療効果を得るというのは理想的だと思います。
ただそのためには衛生士さんのがんばりというのは必要不可欠です。
長く歯周病治療のモチベーションを維持するというのは難しいものですが、衛生士さんと二人三脚で患者さん自身の歯を守るため歯周病の進行をコントロールするお手伝いができるようがんばっていこうと、衛生士さんと意識を新たにしました。
いい刺激になったので専門書を2冊会場で購入しました。
最近読んでいない本がたまってきたので、臨床に生かせるよう早めに読もうと思います。